同じ「タイルカーペット」でも、オフィス・病院・学校では求められる性能が大きく異なります。本記事では、用途別の要件差分を整理し、tefloor2 の低彩度・細目調ラインがどのように各施設のニーズに合致するのかを、スペック表・張り替え試算・見積チェックリスト付きで解説します。
用途別に見る要件差分
まずは、3つの典型的な商業空間における要件を比較します。
| 用途 | 最優先要件 | 推奨素材 | 色柄傾向 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| オフィス | 制電性・OA床対応 | BCFナイロン(ループ) | 低彩度・細目調 | 7〜10年周期、部分交換前提 |
| 病院 | 制電・防汚・低VOC | BCFナイロン(ループ) | ベージュ・グレー系 | 5〜7年周期、夜間施工対応 |
| 学校 | 耐摩耗・部分交換容易性 | BCFナイロン(ループ) | 細目調・ミクロパターン | 夏休み補修、廊下・教室対応 |
共通して求められるのは「低彩度+細目調」のデザイン性と、部分交換を前提としたモジュール構造です。
色柄別インスタンス:低彩度細目調が映える空間
会議室・執務室
グレー系の細目調は、デスクやパーティションのモノトーンと調和し、空間を引き締めます。また、細かい柄が座席下の汚れを目立たせません。
病院の廊下・病室
ベージュ系のヘザー柄は、清潔感を保ちながら歩行音を吸収します。制電性に加え、低VOCであることで入院患者の快適性にも配慮しています。
学校の廊下・特別教室
ミクロパターンは、児童・生徒の出入りが激しい廊下でも摩耗を均一に見せ、部分交換の頻度を下げる効果があります。
tefloor2 スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 商品名 | tefloor2 低彩度細目調ライン |
| サイズ | 50cm × 50cm |
| パイル素材 | BCFナイロン(ループパイル) |
| パイル高 | 約3.5mm(±0.5mm) |
| 裏材 | PVC(OA床・高架床対応) |
| 制電性 | JIS L 4406準拠(<1kV) |
| 防炎 | 建築基準法対応 |
| VOC等級 | F☆☆☆☆ |
| 使用区分 | クラス33(商業用・高強度) |
| 対応施設 | オフィス・病院・学校・公共施設 |
日本の既存案件での張り替えサイクル試算
以下は、標準的なオフィス(延床200㎡)におけるtefloor2の10年運用コスト試算例です。
| 項目 | 数量 | 単価目安 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 初期施工(800枚) | 200㎡ | ¥3,500/㎡ | ¥700,000 |
| 部分交換(年間5%) | 40枚/年 | ¥1,750/枚 | ¥70,000/年 |
| 10年間の部分交換累計 | — | — | ¥700,000 |
| 10年総コスト | — | — | ¥1,400,000 |
ロールカーペットで全面張り替えを10年ごとに行う場合と比較して、部分交換を活用するtefloor2の運用コストは長期的に抑えられます。
見積依頼時に営業が聞くべき5項目
- 施設種別:オフィス/病院/学校/その他(用途で要件が変わります)
- 対象面積と施工時期:夏休みや夜間施工の可否
- 既存床の種類:OAフロア/高架床/コンクリート直貼り
- 制電・防炎・VOCの指定:JIS規格の有無
- 部分交換の予定頻度:在庫確保のためのロット数確認